実績紹介Actual Introduction

東日本大震災における活動実績

―消防のハード・ソフトを総動員して危機対応の実践―

【福島第一原発関連】 YouTubeの動画

原発放水活動FNNテレビ放送

石原都知事への報告東京MXテレビ放送

https://www.youtube.com/watch?v=nrt9Nkrh3dA
https://www.youtube.com/watch?v=qbfLlHx_QJs
https://www.youtube.com/watch?v=J8stjJypbgI

なぜ、その「決断」はできたのか。
amazonにて
Kindle版/単行本発売中

【単行本】 
『なぜ、その「決断」はできたのか。』
佐藤康雄 (著)

東日本大震災の発生が引き金になった福島原発事故。 燃料棒がむき出しになり、放射能を撒き散らしながら炉心溶融が進む。 これを阻止すべく自衛隊や警察が原子炉への注水冷却を行う。 しかし、彼らは水の専門家ではなく、活動に限界が見えていた。 「消防が出動するしかない」。 国難に立ち向かうと決めた瞬間だった――。 なぜ、あの危険な場所へ飛び込んでいけたのか。 その精神力はどうやって身についたのか。 そして、消防の原発事故対応とは、どのようなものだったのか。 燃料棒冷却作戦を指揮した 元・緊急消防援助隊東京都隊総隊長の著者が、 自身の36年にわたる消防生活を振り返り、 原発事故対応の礎となったさまざまな経験を辿るとともに、 現場にいる者だけが体験しえた作戦遂行の実際を書き下ろす。 火災現場のみならず、東京消防庁のほぼすべての業務を経験した 著者ならではの言葉が胸に迫る。 これからの日本を支え、引っ張る リーダーたち必読の1冊。

プロビジネスマンのメンタル強化術

【雑誌掲載】

2012年06月01日 公開
《『THE21』2012年6月号[総力特集]メンタル強化術 より》

『なぜ、その「決断」はできたのか。』
佐藤康雄 (元・東京消防庁警防部長)

徹底したシミュレーションが平常心を生む
要請を受けてもとくに驚かなかった

東日本大震災に伴う福島第一原発の事故で、決死の放水活動によって最悪の事態を防いだ東京消防庁のハイパーレスキュー隊。その陣頭指揮を執ったのが、当時、同庁の警防部長を務めていた佐藤康雄氏だ。失敗の許されないプレッシャーのなか、自らの心をどうコントロールしたのか。まずは当時の様子を振り返ってもらった。 「警防部長は、地震や台風などの大災害が起きたとき、全部隊を統括して、的確に災害対応し、都民の生命、身体、財産を守ることが主な仕事です。 震災直後、私は作戦室に入り、都内の被災状況に対応しつつ、東北地方への緊急消防援助隊の派遣体制を整えていました。 ちなみに、私は昨年3月末に定年退職することが決まっていて、震災当日は送別会の予定でした。当然、キャンセルです。そのまま、しばらく庁に泊まり込みました」 ・・・・・

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